refio+霜月はるか『透明シェルター』

 ゲストヴォーカルを迎えての新生refio第一弾。タイトル曲であるアニメのエンディング曲の他、2曲も収録されていて結構幸せ。閑話休題。
 track1は無機的な電子音とストリングスが絡みあい、疾走していく曲。ただ劇的に盛り上がる感じじゃなくて、淡々とアップテンポなのが、何というかrefioっぽい。このどこか醒めた感じが好きです。透明感のあるヴォーカルも、モノクロ感にぴったり沿っています。
 続くtrack2はストリングスメインの暗い曲で、個人的には「レクイエム」という言葉が思い浮かぶ感じ。そしてtrack3は、SEのようなバックにぽつりぽつりとヴォーカルが浮かぶ、趣味全開な散文詩的不思議世界。あ、コーラスワークも健在です。