マザーグースをモチーフにした企画もの。サウンドプロデュースは上野洋子。アレンジにVita Novaの吉野裕司、ヴォーカルに遊佐未森やもりばやしみほ……って思いっきりVita Novaじゃん(笑)
詩の朗読(BGMあり)とヴォーカル曲が半々という構成。一応子ども向けを意識しているのか、木管楽器メインの暖かい音色とゆったりとしたメロディ。しかしやはりそれだけじゃ済まないわけで……「全く新しい切り口」とキャッチコピーにあるように、track1の出だしのコーラスから既に異色。他の曲も、ほのぼのはしているけど童謡ではない。歌詞もどこかブラックな感じだし。そもそもマザーグースに限らず、童話ってどこかブラックなものなわけで、それを一番意識した曲作りなのかなあ、と。閑話休題。
例によって、そっち系女性ヴォーカル好きならいいかも。個人的には、朗読のバックに流れているBGMを単体で聴きたい、って言っちゃだめですかもしかして。