ヴォーカル(ex.refio)&コンポーザーの2人ユニットのファーストアルバム。
力の抜けた、澄んだヴォーカル。私は先にrefioを聴いているんで、どうしてもそっちと比べちゃうんだけど、こちらの方がやや甘い感じで歌っている印象が。曲のせいかな。そして随所にコーラス。クリスタルヴォイスのコーラス好き者にはたまりません。
曲の方は、多様な音使いが印象的です。ノイズや不協和音、無機質な音が多いかと思うと、track3の出だしではヴァイオリン&ハープでしっとりと。個人的にはtrack1のピコピコ音がツボ。メロディはわりと普通(といっても世間一般からは大分ずれるけど)のポップスなのに、これらのアレンジが独特のファンタジック?な雰囲気を醸し出しています。これがいわゆる"eufonius world"(muzieの曲紹介より)なのかな。
track1,4のような不思議かわいい系(何だそりゃ)が個人的好み。いや、不穏な金属音で始まるtrack2とか、track3の乾いたサビもいいんだけど。ってほとんど全部じゃん(爆) とにかく、不思議系ポップスが好きな人にはぜひ。
□■□ frequency⇒e □■□ (アーティスト公式、試聴可)